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パチモン怪獣大熱戦:第6話「パチモン絶滅残りは本物」

おでん屋の屋台に、二人の男の姿があった。

「来たか海原君、今朝のニュースは?」

「ええ、見ました」

「・・・3年前にこの国を混乱に陥れたアレが、またも姿を現すとは・・・」

「環境保全団体の過剰運動の末に生まれ、今世紀最大の公害を世界に撒き散らした、公害怪獣ヘドロ・・・」

「アレは絶滅したのではなかったのか?・・・あの時から、まだ我々は立ち直っていないというのに」

「・・・何者かによって復元されたと考えるのが妥当だと思います」

「だが、そんなものを作る技術関係は今、全て政府の監視下に置かれているはずだ」

「少なくともマトモな人間のやることじゃ、いや、人間であるかすらうかがわしいですね」
海原はそう言って、つ く ね を串で貫いた。

「君はどうする?」
「やることは一つですよ、元首相」
「・・・ウオーがようやく本来の役目を果たす時が来たわけだな」
「急ぎましょう、全てが手遅れになる前に」



タメリカ合衆国
ブロリダ州 \デデーン/


広大な荒地の広がるこの殺風景な観光地に、三体のパチモンが姿を現した。

「もう貴様らに逃げ場は無い」
腕の鋏からトーボーズとラコを開放した、がいこつバルタンが言う。

「おい、一つ教えろよ、わざわざ俺ら二匹だけ連れてきて何を始めようってんだ?」
既にぐったりしているトーボーズが問う。


「決まっているだろ、貴様らの顔の皮を剥がして、首を挿げ替えてやるのだ」
がいこつバルタンが不気味に笑った。

「悪趣味なヤツだぜ・・・」
「パチモンなんてそんなもんだけどね」


「さっさとオペを始めよう、まずは麻酔からだ!」
がいこつバルタンがハサミの間から瘴気を噴き出す。

「ラコの体なんか、嫌だぜ」
エネルギーを吸われ既に弱っているトーボーズは、力をふりしぼり亡霊ガスで応戦する。

「こっちもやだよ!」
トーボーズが瘴気を浴びる前、ラコが跳びあがりトーボーズを吹っ飛ばした。
二体の間をよどんだガスが通過する。

「動くんじゃない!大人しくしろ!」
がいこつバルタンはガスを撒くが、その噴射スピードは弱っているパチモンでさえ避けられるものだった。


「さっきハサミで掴んでる時かければよかったんじゃないの?」
「言うな、ラコ」

「ほう確かにそうだな、まずは患者の固定からだ」

「・・・そうはタコのなんとかッ!」
トーボーズは自らとラコに亡霊ガスをかける。

「これで俺たちに攻撃は当てられまい!」

「トーボーズ、あいつは亡霊じゃないの?見た目的に」


「フハハハハハ!機転を利かせたように見えたが、どうやら空回りのようだな!」
がいこつバルタンは並んだ二体に狙いをつけると、首の骨を外して音を鳴らした。
そして髑髏の目の中から、目玉が急激に膨張して飛び出し、回転を始めた。


「どうだか?あいつは得体が知れないから、まだそうとも限らないぜ?」
「確かに分かり辛いかも、何か仕掛けてくるようだけど・・・どちらが早いか・・・」


「めだまヘッドバッドォォォ!」
転がった枯れ草を跳ね除け、高速で突進してきた頭蓋骨が二体に迫る。

「行け、トサッガー!」
同時にラコもブーメランを放つ。

トサッガーが頭蓋骨に弾かれ、宙を舞う。
しかし渾身の頭突きが二体に当たる事は無かった。
戻ってきたトサッガーが、がいこつバルタンの背中に刺さる。

「GYAAAAAAAA」

「おい、こいつ、頭以外はモロそうだぞ?亡霊でもなかったし」
トーボーズがニヤニヤして言った。

「正体が分かれば怖くなんか無いね、じゃあ・・・・・・」


「・・・えっ?ちょっ、やめろおまえら、アッー」

数分後そこにいたのは頭が胴体になり腕が足になったがいこつバルタンの姿があった。

「分かった分かった、おまえらの言う事聞くから、元に戻してくれよ、な?・・・」

「へえ、じゃあ俺たちも、元いた場所に戻してもらおうか?」



一方、目本国・小阪県。

「此処デ、イイダロウ」
宇宙怪人ロボースが、小阪城の門前に、三体のパチモン怪獣を落とした。
そして自らも着地し、アイカメラを輝かせる。

「ドウイウツモリダ・・・」
ダイゴラスが体に電流を走らせながら問う。

「ここどこなのよー」
ひっくり返ったサイハタリが駄々をこねる。

「・・・AとB、なんで君らまで」
キュラドロスCが見上げると、ロボースの後続にキュラドロスA、Bが飛んでいるのが見えた。


「オコマコエハラ、ヲ小タ阪オ県スダダケダ」
ロボースの合成音声が、二つの問に同時に答えた。

「・・・貴様ラノ性能デハ、聞キ取レナイカ。不便ダナ」


「C、ママンに従う者でロボースに従わなかったのはお前だけだ」
「C、そういう訳でママンの命令で、ロボース様と共にお前を処刑しようというのだ」

キュラドロスUFOが口をパカパカさせて言った。



「モウイチド、イエ」

「コノ私ハ、他ノ四天王トハ違イ、エネルギーヲ自ラ生成デキル。
 ヨッテ、貴様ラノエネルギーヲ吸収シテモ何ノ意味モナサナイ。
 ヨッテ私ハ、本物ノ怪獣ニハナレナイ、ガ、ソノ阻害ヲ貴様ラニ、シヨウトイウノダ」

「ジャマ スルダケ?」

「早イ話ガ、ソウイウコトダ」

「あーもー、お家帰りたいよー!」
サイハタリがまたミニカーを投げた。
ロボースはそれを認識した瞬間に、目から高熱のレーザーを発しそれをドロドロに溶かした。

「貴様ラモ、スグニコウナル」


「AとB、君らはなんとも思わないの?」

「C、我々がどう思うかは関係ない」
「C、ママンの言ったように、もうお前は用済みなのだ・・・」


「AとB、おいら達はバラバラになった。君らはおいらをバラバラにしに来たんだね。
 ・・・じゃあ、おいらも君らをバラバラに出来るよう努力するよ」
キュラドロスCの触覚が天に向かって伸び、振動し始めた。



「サイハタリ、コイツ ト タタカワ ナケレバ!」
ダイゴラスの拳がスパークする。

「ぼくにロボット趣味はないんだよねー」
サイハタリがロボースを蹴るために向かう。


「近寄レルカ!!」
ロボースが目と手の平からビームを放射、その有効範囲からいって避けるのは不可能!
二体はそれを受けて後退を強いられた。

「なに、この、粉!」
「コナ?カデンリュウシ デハ ナイ?」
「知らないよ、習ってないもん」

「何ヲゴチャゴチャト。話シテイル余裕ガアルノカ?」
ロボースは問いながらもビームを照射し続ける。

「余裕があるから話してるんだよ」
サイハタリが言った。
そう二体はさしてダメージを受けている訳ではなかった。

「ジュウデン ガ ジュウブン デハ ナイノカナ?」
ダイゴラスがビームに逆らって直進、雷電ボールを至近距離で発して、ロボースを殴った。
首関節が音を立てたが、ロボースはその強固な装甲で拳を弾いた。


「ホウ、少シハヤルヨウダナ・・・ダガ、コレハ受ケラレマイ・・・」
ロボースが、自らの頭部を収納、腰を折って大砲のような姿勢をとる。
その砲口には徐々に光が集められていった。

「アウターカノン充填完了、放射!!」

凄まじい光の柱が、ダイゴラスとサイハタリを包む。

直後、辺りの森は吹き飛び、小阪城は音を立てて崩れた。


「あれ?」

「・・・エネルギー ヲ セツヤク シテルノカ?
 セツヤク ハ イイコト ダガ タタカウ トキ クライハ・・・」
ダイゴラスが言おうとすると、ロボースの目が赤く光った。


「コンナハズハナイ、超強力!ナ、大量破壊兵器!!デ、アルハズノ私が・・・・・・」

「だからその、Ms.Hってやつにみんな吸い取られてたんじゃないの?」
サイハタリが鼻をほじりながら言うと、ロボースは腕を振って遮るようにした。

「ソンナコトハナイ、H様ハ、私ニ絶対ノチカラヲ・・・」

「ミンナ ダマサレテタンダヨ・・・」
しかしロボースは戦う意思を失わなかった。


「私ヲ馬鹿ニシテイルノナラ、見セテヤロウ・・・
 四次元範囲形態砲撃!」

ロボースの四肢と頭部が切断され、独立した個々が意思を持ったように四方に散った。
胴体の3砲口、残りパーツの5砲口の計8方向から、様々な種類の光線が飛び出す。
それらは先ほどのビームよりも合計範囲が広いと言え、より避けることが難しかった。


一方、キュラドロスCは両腕をA、Bの触覚によって縛られ身動きが取れなくなっていた。

「C、お別れだ・・・」
「C、また会おう」
キュラドロスCの胴体が真っ二つに裂かれると同時、頭部ユニットが離脱、再び触覚をうねらせた。

「AとB、おいら、本気出しちゃうから」
その触覚はAとBの触覚に絡み、彼らの頭部も着脱させた。
そして口からのビームで、AとBの胴体も炎上する。

「C、やってくれたな」
「A、おいらも成長したんだよ」
「C、ただでは済まさんぞ」
「B、道連れがいいとこだよ」

絡み合った三機のUFOが宙を舞う。

そこへロボースの、多方向ビームの雨が襲ってきた。

「AとB、見なよ、ロボースも君たちの事なんか、考えてないんだ」

「C、触覚を解け、穴だらけになりたくなければ!」

「B、言ったはずだよ、道連れがいいとこだって」

そうしてキュラドロスたちは光線の束を受け、蜂の巣となり墜落していった。


「キュラドロス・・・」
ダイゴラスが言う間にも砲撃は止まずに襲ってきていた。


「だから、かゆいって」
サイハタリが言うように、はっきり言ってビームの威力は大した事無かった。


「何デ、貴様ラ、マダピンピンシテルンダ・・・・・・?」
ロボースは疑問に思っていたが、自信過剰になるようにAIがプログラムされている事など、本人は知る由も無い。

「サイハタリ、フタテ ニ ワカレヨウ、キミハ アタマ ト ドウタイ ダ」

ダイゴラスが言い、ロボースの四肢パーツを地に叩き落とした。

「なんでぼくが一番むずかしいところを・・・」

「オイシイトコ、モッテッテ」

「ぼくを活躍させてくれるんだ!へえ!じゃあお言葉に甘えて」
サイハタリがロボースの胴体を掴み、その後で思い切り踏みつけた。

「オイ、ヤメ口」
ロボースの頭部が言うが、他のパーツは全て沈黙し、非常に情けない姿になっていた。




「・・・・・・ト言ウトデモ、思ッタノカ?
 ・・・コノ私ノ、真ノ武器ハ「爆弾」ッ!!
 全パーツニ仕込マレタ、超強力!ナ爆弾ダッ!!」


「な、なんだってー」


「ソシテ、ソノ爆弾ヲ起動サセルノハッ!!」

ロボースの頭部がそう言いかけた時、超音波が集音部を劈き、直後に頭部もバラバラに裂かれた。


「・・・あぶないあぶない」
触覚が縮んでいった下にあったのは、キュラドロスCの頭部であった。


「ナンダッタンダ、アイツ」
ダイゴラスがキュラドロスの頭を持ち上げて言う。

「ダイゴラス、おそらく起爆スイッチは頭にあるって言いたかったんだ、まるごと斬っちゃったけど」

「びえーん、お家帰れなくなっちゃったよー」

サイハタリを尻目に、ダイゴラスとキュラ頭は飛んできた方向へと戻っていく。


「サイハタリ、西の方だから、こっから君ん家近いぞ」

「びえーん、いいよ分かったよついてくよー」


サイハタリも同行し、三体のパチモンは決戦の地へと戻っていった。

まだ決勝戦は終わっていないのだ。
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  1. 2011/06/02(木) 18:39:00|
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